この画像を見たら
何色あるように見えるのか?
について投稿したところ
様々な意見や答えをいただけました。
ディスプレイの性能によっても
見え方はだいぶ異なるので、
同一環境でテストしないと
あまり意味がないのですが、
多くの方に楽しんでいただけて
いるみたいでとても良かったです。
さて、
この投稿で初めて画像を見た方は
何色あるように見えますか?
色と色の境界線を含めるかどうかで
答えが変わってくると思いますが、
そこは無視して判断すると
敏感な方で12色に見えると思います。
赤系の違いがわかりにくい方だと
6~7色くらいに見える人もいます。
ヨーロッパの男性でテストすると
一番少ない人で3色に見える
という方もいました。
今朝、フェイスブックでも
投稿してみたところ、
メッセージ、コメント等で
71件の回答をいただけましたので、
まとめてみますと
何色あるか? | 人数 | 比率 |
6色 | 2人 | 2.8% |
10色 | 7人 | 9.9% |
11色 | 27人 | 38.0% |
12色 | 11人 | 15.5% |
13色 | 3人 | 4.2% |
14色 | 4人 | 5.6% |
16色 | 3人 | 4.2% |
17色 | 3人 | 4.2% |
19色 | 1人 | 1.4% |
20色 | 8人 | 11.3% |
24色 | 1人 | 1.4% |
26色 | 1人 | 1.4% |
日本人女性の約半数が
11~12色に見えるようです。
次に多いのが
20色という結果です。
20色以上あるように感じた方は、
色と色の境界線に
ぼやけた色があることを
違う色としてカウント
されているケースだと思います。
png画像ではなく
jpeg画像なので、
境界がぼやけてしまい
見づらいという意見もありますが、
実は、その境界のぼやけを
認識できない人がいる
というのも同時に
知ってほしいと思いました。
さて、
実際は何色あったのでしょうか
広い範囲に塗られている色は
12色です。
色見本とカラーコードがこちらになります。
カラーコードというのは
#のあとの最初の二桁が赤
3、4桁目が緑
5,6桁目が青の
成分を表しています。
ここで面白いのが
赤という色は、
赤い成分だけいれておけばいいのか
というとそうでもない点です。
例えば日本語の赤の場合
カラーコードは#ED1A3D
この色が「赤」です
レッドの場合は
#F15B5B
この色が「レッド」です。
ピンクっぽく見えますが、
レッドってこんな色なんですね。
緑も青も混ざっている上に
赤とレッドは同じ色ではない
というのが面白いですね。
さて
12色以上に見えた方は、
目の錯覚なのか?
錯視?と思われた方も
いるようですが、
そんなことはないのです。
この画像は
細い線で描かれている
色がたくさんあります。
先程紹介した色とは別に
54色のラインがありました。
こうやって並べてみると
ほんと違う色がいっぱいあったんだな
って感じると思います。
パソコンを持っている方は
スポイトツールで色をとってみると
あぁここが本当の境目だったんだ
というのもわかって面白いですよ。
ずっと見てると
色が増えていくような
感覚があるので、
あぁなるほどって感じになります。
というわけで、
今回の何色見えるかの答えは、
66色でした。
後半の54色は
本当に細かい話なので
見えなくもなにも問題はないと思います。
20色以上見えた方は
かなり色に関して
繊細な感覚を持っているのだなぁと思います。
色に関しては
自分が思っているよりも
他人と感覚が共有できないので
今僕らが見ている景色って
人によって全然違う色に
見えているのでしょうね。
だから好みやセンスが異なって
面白いと思います。
1つ気をつけてほしいのが
たくさんの色が見えるから優秀で
見えない人がダメと言う考え方は
持ってはいけないと思います。
細く見分けることができたほうが
良いこともたくさんありますが、
細かいところに目が行き過ぎて
脳の疲労がたまり
ストレスになることもあるので、
どっちがいいのかというのは
とてもむずかしいお話です。
逆になんでも見えすぎると
ちょっとした光が
幽霊に見えてしまったり
赤外線に色がついて
リモコンがうざくなったりなんて
厄介なことが起きることもあります。
見えすぎる人の悩みというのも
今度聞いてみたい気がしますね。