45歳はまだ若手、初老扱いは時代遅れ

みなさんは45歳、

アラフィフと聞いて

どのような印象を持ちますか?

 

もうさすがに

おじさん、おばさんと

言われる年齢だなぁと思う人

 

初老でしょう?と

半分年寄り扱いする人など

いろいろな人がいますね。

 

逆にそういう人に聞きたいのは、

何歳だったら、

若い、若手といえる年齢なんですか?

と聞いてみると、

10代までと答える人もいれば、

ギリギリ20代まで

芸人の世界なら30代くらいまで

といろいろな返答が返ってきます。

 

さて、

今回の記事のタイトルにもある

45歳というのは

どういうふうに考えても

まだまだ若手なわけです。

 

45歳がなぜ若手枠なのか?

さて、なぜ45歳が

どう考えても若手なのか?

というと、

若い、若くないというのは、

周りの人間と比べて、

自分が若いかどうかが

特に影響してきますよね。

 

例えば、

中学生くらいの集団の中に

28歳くらいの人が混ざったら、

間違いなく、28歳の人は

おじさん、おばさんです。

 

今度は、40歳前後の集団の中に

28歳の人が混ざったら、

かなり若手ですよね

 

 

このように、

周りと比べて

自分が若いかどうかが

1つの目安になるわけです。

 

 

では、

この日本全体で

45歳というのは、

若手なのかどうかを考えるには

 

全日本人の平均年齢

出さなければいけません。

 

まわりと比べて若いのかどうかが

とても重要なので、

平均年齢を調べてみましょう。

 

そろそろ今年も終わるので、

2020年の値を見てみると

 

2020年の平均年齢は・・・

 

48.4歳

 

平均年齢を下げる側にいる

45歳なんて

まだまだ若手というのが

納得していただけたでしょうか?

 

いやいや、

そうはいっても、

45歳は若くない!!

と否定したい人もいるでしょうけど

だって、平均以下の年齢の人を

年寄りってどんな根拠でいってるの?

 

 

平均年収より稼ぎは低いけど

僕は人より金持ちなんだと

言ってると一緒だよ?

まったく意味がわからないです。

 

 

個人の価値観はさておき、

平均年齢以下なんだから、

若いってことでいいんです。

 

時代によって若さの基準は変わる

現代社会では、

平均寿命が84歳なので、

その半分くらいの40代は

若手枠です。

 

 

この先、寿命がもっと伸びて、

平均寿命が100歳になったとしたら、

50歳だって若手枠なわけです。

 

昔から言われている価値観に

引きずられていると、

息苦しいだけですよ。

 

20代までが若手だとしたら、

残りは54年間は

ただ老いていくだけの

虚しい日々と考えるのですか?

 

さすがにネガティブ過ぎでしょう

 

30代以降は年増と言われたのは、

江戸時代の頃です。

 

もう150年以上前の

古臭い考え方は捨てて、

現代に生きましょう

 

建物の築年数みたいに

時間が経つと価値が減るなんて

ことを年齢に当てはめていると

誰も幸せになれないよ。

 

成熟した社会において

年齢というのは

ほとんど意味がない数字です。

 

戦争中や流行病で

大人はどんどん死んでいく

という場合は、

若さこそがもっと重要な要素になります。

 

でももうそこじゃないでしょう

 

高齢化社会というのは

悪い言葉のように使われることが多いですが、

理不尽な死を迎えずに

長く生きられる社会になったというのは

古今東西、全世界の人たちが

目指してきたものでしょう。

 

高齢化は悪いことではなく、

幸せなことなんです。

 

年金、保険など

社会保障の不安や

高齢者の職業選択の不自由など

解決しなければいけない問題は

たくさんありますが、

時代の転換期

価値観がガラッと変わるとき

というのはこんなときなのでしょう。

 

いろいろな話をしましたが、

40代は若手枠なので、

年寄り扱いしていると

ちょっと恥ずかしいですよ

 

とりあえず年齢的には

40代が若手というのは

分かっていただけましたかね?

 

でも見た目がさすがに若くないって?

 

だから僕みたいな研究者が

老化や若返りの研究をしているんですよ

 

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