2019年のM-1グランプリで優勝した
ミルクボーイのネタの影響で、
売り切れ続出したコーンフレークですが、
インターネットでコーンフレークを検索すると
低カロリー、高タンパク質な割に
太ってしまうという記事がたくさん出てきます。
実際、コーンフレークは
太る要素があるのか
栄養素を見てみましょう。
コーンフレークの1食分の栄養素
エネルギー:114 kcal
食塩相当量:0.3 g
炭水化物: 26.9 g
脂質: 0.1 g
タンパク質: 1.2~2.2 g
となっております。
これに牛乳のカロリーを足しても、
250 kcal程度でしょう。
ではなぜ太ってしまう人が多いのか?
というのを考えてみると、
たぶん、ただの食べ過ぎです。
コーンフレークの1食分は
30グラムとされています。
しかし、コーンフレークの甘さや
美味しさによって、
ついつい30グラム以上食べすぎてしまいます。
コーンフレークで有名な
コーンフロスティは1箱240グラムです。
ということは、
8食分の計算になりますが、
そんなに少ない量で食べている人は
どれだけいるでしょうか?
倍くらい入れている人も
結構いるかもしれませんね。
きちんと30グラムずつ食べていけば、
太るということはほぼないでしょう。
なので、コーンフレークが太るというのは
食べ方の問題であり、
コーンフレークの問題ではないと思います。
低カロリーでビタミンやミネラル
食物繊維をとれて、
何より手軽!!
朝食ぴったりですね!!
と思いきや、
ちょっとした落とし穴があります。
それは・・・
老化物質AGEの量が
白米の25倍もあるんです!!
栄養素だけ見るなら、
コーンフレークは素晴らしいのですが、
近年話題になっている老化物質AGEの量は
白米よりずっと多いんですね。
朝食のときに白米を30グラムしか
食べないよという人は少ないので、
単純に25倍とはならないので、
現実的な量で考えてみます。
朝食のご飯1膳150グラム、
コーンフレークを30グラムとしたとき
AGEの量はコーンフレークの方が
4.6倍ほど多くなります。
食べている量は
コーンフレークのほうが少ないのに
老化物質は多いというのはショックですね。
なので大人になってから
コーンフレークを食べるというのは
あまりおすすめできません。
ミルクボーイも言っていましたが、
小学生の時になぜか憧れて、
食べたくなります。
でも小学生くらいなら
老化物質AGEの量なんて
気にしなくても問題ないです。
圧倒的な若さと代謝がありますから、
この程度のAGEの量でどうこうなることは
ほとんどないでしょう。
しかし、アラフォー過ぎたら、
ちょっとした油断が、
のちの5年、10年に大きな影響を与えます。
一個一個小さなことでも、
積み重なっていくと、
40代、50代で大きな差が出るんですね。
朝から楽して腹を満たしたいという
煩悩を持つと、
老化物質AGEにやられてしまいますよ。
毎朝、子供の朝食を作るのが
面倒という時に、
ちょっとたまに手を抜くために
コーンフレークを子供に食べさせるのは
OKでしょう。
でも、大人がそれをやったら、
老化してしまうかもしれないので、
気をつけましょう!!