新型コロナウイルスの陽性者を
受け入れできる状態なのに
拒否されてしまい
入院したくても入院できず
たらい回しをされたり、
救急車の中でずっと待っているうちに
危険な状態になったり、
死亡したりするという報道を
よくみかけるとおもいます。
今現在、日本の病院はパンパンで
本当に受け入れ先が存在しないのか？
といいますと、
そんなことはないのです。
実は空きベッドはあるけど
空いたままにしておきたい
という病院側の意向があり
使いたくても使えないという
問題があるのです。
なぜ空けたままにしておかないと
いけないのか？
それはコロナ以外の
病気の方のために
空けておかないと
いざというときに
救えるはずの命を救えなくなるから！
という理由なら
よかったのですが、
（そういう病院もあります）
実際は補助金詐欺をしたくてしょうがない
金の亡者たちのせいで
そんなことになっている病院も
少なくありません。
空ベッド補助金詐欺とは？
いきなり補助金詐欺といわれても
一般の方にはピンとこないと思いますので、
簡単に説明しますと
厚生労働省はコロナ受け入れ可能
病床を新設した場合、
1ベッドあたり1950万円出しました。
このお金が欲しくて
医師や看護師が対応できる能力以上に
ベッドだけを増やしまくり
補助金を大量に得たわけです。
１つ増やすだけで
1950万ですからね。
増やさないという選択がないわけです。
さらにこの補助金のおいしいところは
増やしたベッドが空いてしまった場合
1日あたり436,000円もらえるのです。
もちろん、
故意にベッドを空けるのは禁止なのですが、
この緊急事態にそんな悪いことをする人は
いるわけないでしょうということで
ほとんど実態調査はしないので、
ひたすらベッドを増やして
空きにしておくのが
当たり前になっている病院もあるわけです。
いやいや、
そんな悪徳病院なんて稀な話で
１つ２つの話をオーバーにいってるんでしょ？
って思われた方もいるでしょうが
みんなが思っているほど
きれいな世界ではないんです。
こんな状態になっても
患者よりもお金！
自分の利益が優先！
うちが診なくたって
どこかがやるでしょ！
って思っているのが
たくさんいるようで、
都内170施設で
受け入れ率が悪く
空ベッド補助金給付が多い施設に
聞き取り調査などをしたところ
突然、断る病院が減り、
ベッド空いているので受け入れます！
って態度が変わるのだから
なにが医療崩壊だって話ですね。
ベッド使用率が6割くらいでも
誰も入院できないって話を聞くと
なんかおかしいなぁと思っていたら
これですよ。
この話の厄介なところは、
空きベッドにしていると
補助金狙いだって怒られるなら
無症状者や適当に知り合いを
入院させてとりあえずベッドを埋める
というどうしようもないことをする
病院が出てきているところです。
国民全体には自粛しろとか
外出するな！
外食するな！
さっさとワクチン打て！
と命令ばかりするくせに
自分たちはこれですよ。
今回は補助金詐欺をしている
病院についての話を出していますが
真面目に頑張っている
病院もあります。
最初はきちんとやろうとしていたけど
ベッド増やしすぎて、
医師と看護師の数が合わず
結果的に回せなくなっている
という病院もあるでしょう。
現場の負担は大きくなれば
自然とミスも増えますし
普通では考えられないような
事故も発生しやすくなります。
最近だとよくあるのが、
注射器の使いまわしとかね
普通なら1回使ったら
2度使うことはないのですが、
どういうわけか次の患者さんに使ったり
そのへんに放置してて
看護師やヘルパーさんが怪我したりね
こういう普通ではありえないことが
現場では起きているのです。
ワクチン接種の針ですら
”うっかり使いまわしてしまう”
なんてことが起きています。
ただでさえ
いろいろ面倒なことがおきやすい
ワクチンなんですから
こういうことが起きないように
人員には余裕を持ってほしいですね。
さて、
そんな重症化してしまうと
最悪たらいまわしにあって
待たされている間に
生死の境をいったりきたり
ということがないようにするためには
僕ら個人としては
なにができるのか？
それは
基本的には風邪と同じく対症療法です
感染したと分かったら
重症化しないように
体力を落とさないことが重要です。
発熱が酷いなら我慢せず解熱剤
息苦しいならカルボシステイン
なぜか世間のイメージが悪いけど
ステロイドも使いましょう
薬ばかりに頼っていても
体力は上がりませんから
しっかり栄養も摂りましょう
特にビタミンは欠かせないです
どんなときでも必要なビタミンC
コロナになったら必要になるビタミンD
精神的にまいったらビタミンB12
このあたりはしっかり摂りましょう
気合と根性でどうにかなるなら
これだけ全世界で騒ぎになってませんので
しっかりケアしていきましょう
