いつの頃からか、
マイナスイオンは似非科学だ！！
商用で使われている言葉で、
化学の用語じゃないっ！！
と声を大にしている、
化学者及び、自称専門家が
たくさんいます。
とても有名な先生や
本を出されている方も
いるものですから、
もしかして、騙されてたのかな？
と不安に思った人も多いでしょう。
さて、その否定的な化学者さん達の
主張は以下のとおりです。
否定派の主張
高校や大学の化学でも教えているように、
イオンは水溶液中に存在する荷電粒子のこと
（水の中でしか存在できない）
まったく効果がないものだから、
マイナスイオン製品を買う必要はない
仮にマイナスイオンが出ているとしたら、
対となるプラスイオンはどこいった！！
メーカーはなんの根拠もなしに、
素人を騙してるだけでしょう！！
と言った感じでして、
かなり鼻息が荒いです。
専門家が専門用語を並べて、
それっぽく言うと、
信じたくなりますよね。
１つずつ、考察していきましょうか
考察
まずは、水の中にしか存在できないから
マイナスイオンが飛ぶなんてありえない
というお話について
水と塩を混ぜて、食塩水を作るという
経験は小学生くらいで一度は
やったことあるのではないでしょうか？
あの、水に溶けると目に見えなくなって
うまいこと混ざる
専門用語で電離（イオン化）といいます。
たしかにこの話をベースに考えると
ドライヤーからマイナスイオンが
飛ぶって変な感じがしますよね。
水なんかどこにもないですし、
（湿度が高い日本だと・・・）
そもそも水の中にしか存在しないなら、
髪の毛を乾かすドライヤーから
飛んでいるわけがない！！
と声を大きくしたくなるのも分かります。
気持ちは分かるのですが、
正解は、大気電気学という学問に
空気マイナスイオン
というものがあります。
昭和の頃に学ばれた方は、
空気陰イオンと呼ばれていた時期もあります。
大気電気学という学問は
歴史は古く１００年以上研究されています。
negative air ionという名前で登場しました。
ちなみにですが、厚生省が認可した
医療器も存在します。
もう考察するまでもないのですが、
このマイナスイオンは存在しない
インチキだ！！と言っている人達は、
高校で教わる化学で考えている人です。
家電製品で使われているのは、
大気電気学や物理を混ぜた技術です。
空気マイナスイオンは、
国内外でも研究は盛んで、
論文だけでも１０００通以上
報告されています。
医大でもマイナスイオン療法を
研究している人はいます。
なので、マイナスイオンなんて
オカルトだとか、似非化学だとか
言ってると少し・・・
いや、だいぶ恥をかきます。
プラスイオンはどこに行ったのか？
マイナスイオンと一緒に、
どこかに飛んでますよ。
メーカーによっては、
プラスはどこにいっているのか、
説明しているところもあります。
空気中の水分が足りないと、
うまくいかないことも書いてます。
日本の大手メーカーの
エンジニアはとても優秀です。
製品開発をするときは、
ありとあらゆるデータを計測して
再現が何度でも取れるまで、
繰り返し実験をします。
１０回に１回成功したから、
OKなんてことはしませんよ。
大学のやっつけ研究室じゃないんですから。
（あっ言ってしまった）
公表するかどうかは別として、
きちんとデータを取っていますよ！
ただ問題は、
家電製品なのに、まるで医療機のような
謳い文句で販売していたメーカーが
あるのも事実です。
ついついオーバートークになりがちですよね。
一時期、大量に頭皮に当てればハゲも治るとか
そんな話もありましたけど
そういう方向ではなく、
マイナスイオンがあると、
髪の毛が生える・・・×
髪の毛のまとまりがよくなる・・・◯
とか、加減してほしいものです。
研究室レベルでは、
とてつもない量を当てたら、
生えてきたというデータは
あるようですが、それを一般家庭では
やれないでしょう・・・
って話です。
話がそれまくりましたが、
結論
マイナスイオンは存在します。
おまけ
近年、マイナスイオンの技術も
いろいろと進化を遂げてきており、
クラスター、OHラジカル
（プラズマクラスターやナノイー）
シャープやパナソニックの
空気清浄機についてますね。
ある程度、臭いがとれるのと、
静電気をとってくれる
というメリットがあります。
そう考えると、
ドライヤーにもついてたほうが
髪の毛はまとめるかなと思いますね。
注意
家電製品のレベルで健康に良いというのは
おかしいと思います。
だからといって、
なんの効果も無い、詐欺というのも
言いすぎかなと思いますね。
