日本人の8人に1人は糖尿病であり、
予備軍を含めると2000万人以上の人が
この先、糖尿病で悩むかも知れない
という言われています。
糖尿病というのは、
糖質を摂りすぎて太っている人が
なるのではないかと思われがちですが、
実はBMI18.5未満の痩せ型の人が
もっとも糖尿病になる確率が高いです。
痩せててスタリッシュな体型でも
実は隠れ痩せメタボということがあります。
メタボリックシンドロームというのは
体型を見ただけではまったく判断ができないものです。
見た目的にはシュッとしていても、
筋肉が脂肪が溜まっている人も
少なくありません。
特に昨年から、
コロナウイルスが流行した影響で
リモートワークになった人が増えたことで、
外出したり、歩き回ることが減りました。
通勤の行き帰りくらいの徒歩で
運動と言えるのかという議論もありますが、
家でゴロゴロしているよりは
確実に筋肉を使用していますので、
本人の中では気づかないうちに
隠れメタボになっているかもしれないのです。
男性でも女性でもそうですが、
体重ばかり気にしていると
どうしようもないんです。
体重が軽ければ
なんでもいいのかといったら
そんなことはないですし
糖質カットして、
塩分カットして
低カロリーでいれば
糖尿病予防になる
というほど簡単な話ではありません。
特に近年流行している
ダイエットというのは
体重を落とすことだけに特化している
ものがとても多いので、
不健康になりながら
痩せていくというのが
なぜか流行っています。
その結果なんでしょうね。
今ではBMI18.5以下のヤセ型の人が
もっとも糖尿病になる率が高く
特に女性の場合は深刻です。
BMI18.5~25までの間であれば
糖尿病発症リスクは誤差レベルの差です。
男性の場合はBMI23を超えると
ちょっとリスクが高くなりますが、
女性の場合はほとんど一緒です。
BMI18.5~25というのが
どれくらいの体型なのかを
計算してみますと
日本人女性の平均身長は
158cmですので、
体重が46kg~62kgの場合
糖尿病リスクはほとんど変わりません。
日本人男性の平均身長は
172cmなので、
体重が55kg~68kgだと
糖尿病リスクはあまり高くなりません。
特にリスクが高くなるのが
男女ともにBMI25以上の方です。
男性なら74kg(172cm)
女性なら63kg(158cm)が
1つの目安になります。
平均よりも身長が高かったり
低かったりすれば
体重の目安は変わってきます。
BMIの計算
BMIの計算式は
BMI = 体重kg ÷ 身長m÷ 身長m
BMI25の体重を計算したいのであれば
体重kg= 25×身長m×身長mになります。
仮に身長が150cmだとすれば、
体重=25×1.5×1.5なので、
56kgくらいという計算になります。
平均的な女性の身長から考えると
40キロ台を目指すと
糖尿病リスクがかなり高くなりますので、
痩せすぎというのも
注意が必要ですね。
閉経後の痩せた女性は要注意
特に注意が必要なのは
閉経後の痩せた女性です。
閉経後で痩せ型の人は
標準体重の人に比べて
食後高血糖になりやすいです。
筋肉量も減少傾向になりますし
タンパク質を摂取しても
若いときのようには
体に吸収されません。
少し多めにタンパク質を
摂るように心がけたいですね。
身近なタンパク源といえば、
カニカマですね。
サラダに入れてよし
そのまま食べてもよし
なにより安いです。
100円くらいで売ってるものよりも
マリーンのほうがクサミが少なく
美味しいかなと思います。
最近は毎日食べてます。
過去の記事にも書きましたが、
カニカマは運動しなくても
筋肉が増えるんですよ
カニカマを食べるのが嫌だ
運動するのも嫌だ
プロテイン飲のも嫌だ
それならそれでもうどうしようもないので、
運良く、自分は高血糖にならないことを
天に祈るしか無いと思います。
祈ってばかりもいられないという人は
最低でもカニカマを食べましょう。
それしかないですよ
痩せててスタイリッシュな人も
痩せてる=筋肉があるわけでもないので
しっかり油断せずにケアしていきましょう。